「塗り替えして」はカラーシミュレーションの代行サービスですが、なぜカラーシミュレーションが必要なのかを説明していきたいと思います。
塗装は一大イベント
お客様にとって塗装は一大イベントです。
人生で一番高い買い物の持ち家をもっと永く、大切に使う為に塗装が必要ですが、塗装費用はどうしても数十万から百万円以上かかってしまいます。
一般家庭にとってその金額はとても大きく、失敗や後悔の無く満足のいく塗り替えにしたいと思っています。
満足か不満かは、塗り替えが終わった後の結果でしかわかりません。ですので、塗り替えの前に少しでも不安感を減らし安心させる事は、プロフェッショナルとして最低限の心得です。
沈黙のクレーム「色が違って後悔した」
お客様のクレームの多くは「塗り替え後の建物の色がイメージと違った」というものが多いです。
これは、色見本帳の小さな面積の色を、頭の中だけで建物へ塗った事をイメージした結果起こることです。
この事に関しての起因は自分自身であるので、塗装業者を責める事はできません。
ですので大金を支払って塗り替えをしたのに後悔や不満足があるのに業者さんに直接クレームを伝える事はなく、ご近所の口コミやネットの書き込みなどでその不満を出し、知らぬ間に塗装会社のイメージが下がってしまう原因になってしまいます。
施主様はカラーシミュレーションなんて知らない
職業柄、塗装関係の事について一般感覚から離れていくのでカラーシミュレーションの存在は当たり前だと思いがちですが、お客様にとっての塗装塗り替えは一大イベントなので人生で何回もあるわけではありません。当然カラーシミュレーションの存在は塗装業者が教えなければ知りません。
なので頭の中でイメージする事でしか方法はないと思い、失敗が起きるのです。
もちろんカラーシミュレーションも完璧に色が合うわけではないですが、最善を尽くすという行為自体が好印象につながります。
恐ろしい沈黙のクレームが起こらないようにカラーシミュレーションは積極的に取り込んでいった方がいいと言えるでしょう。